ジャカルタの日本語学校①ラーマンさん

「技能実習時に旅行した大阪城が良かった」と話すラーマンさん

提携するインドネシアの日本語学校を7月中旬に訪問しました。日本で働くことを目指して学習する生徒の様子を見てきました。4回に分けて生徒たちの横顔を紹介します。

ラーマンさん(29)は2021年から23年までの3年間、神奈川県横須賀市の解体業で、技能実習生として働いてきました。母国に残る家族に毎月10万円ほど仕送りをしました。帰国した同年、結婚。娘を授かり、現在8か月とすくすく育っています。今は家族を支えながらも「将来は日本語学校の経営者か、食品工場のリーダーになりたい」との夢を持っています。沖縄県の離島の製糖工場の面接に5月、合格しました。6月から5か月間、日本語を集中的に学習しています。11月から再び日本を訪れ、特定技能ビザで就労する予定です。

日本人のライフスタイルや経済活動は、インドネシア人にとっては珍しいといいます。コンビニエンスストアのレジでの支払い一つとっても、支払額が買い物客に分かるように表示され、明朗だといいます。日本で再び働きつつ、そうした文化も吸収していきたいと考えています。

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